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    シャイニング(原題:Shining)

    2012年02月16日

    皆様こんにちは。わしです。
    随分と更新が空いてしまいました。出たな倦怠期!!
    何ヶ月放置してんだよ!ばか!ばか!ごめんなさいねホホホ

    つっても映画はちょろちょろ観てますです。過去に観た作品をもう一度、というケースも多いですが。
    お前悪魔の沼何回見てんだよ!!!!ってくらい見てます。
    こう書くとなんだか大人のゆっくりした時間という素敵なイメージがありますが
    私が観てんのオカルトとかホラーとか戦争映画ばっかなんですけどね。
    あ、でもこないだマルサの女観たな。ガキの頃は分からなかったけど今観るとむちゃくちゃ面白いですね。

    あ、いや今日はマルサの女レビューではないんですけども。
    このレイアウトのブログでマルサレビューなんかやったら山崎努が従業員を東京湾に沈めたりとか
    そういうグロ活劇だと勘違いされちゃうと困るので自重せねばならんのです。

    さて、日本は冬真っ盛りであまりの寒さにおうちに閉じ込められて一種の閉鎖環境になってしまうという
    無理矢理なつなげ方から本日は


    シャイニング


    でござんす。
    あんまり突っ込むなって!思いつきなんだから!
    シャイニング、ホラーとかオカルト好きな方では知らない人はいないくらいの知名度を誇る作品ですが
    一応初見の方もいらっしゃるかもってことで解説をさせて頂くと(偉そうに…)
    巨匠スティーブン・キングの書いた作品を映画化したものなんです。
    ホラー小説で有名なキング氏ですが、ほらほら苦手な人もよく知ってる
    「スタンド・バイ・ミー」なんかも書いてる人でもあるんですよ。ほーら知ってた!やったじゃん!

    というわけでそのキング氏の書いた小説をじゃあ誰が映画化したのよって話になるんですが
    これまた巨匠。スタンリー・キューブリックが映画化を手がけているんですね。
    キューブリックの作品は私も好きで「死ぬ時に棺桶入れてくれ」的作品がいっぱいありまして。
    フルメタル・ジャケットなんかも大好きなので今度書いてみたいと思いますが。

    さてさて、それはそれとしてシャイニング。あらすじいってみましょう。


    ///////////////////////////////////////////////////////////////
    コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望のジャック・トランスは、
    雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求めて来た。

    支配人のアルマンは、「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、
    孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自分も自殺したといういわく付きの物件だ」
    と語るが、全く気にしないジャックは、妻のウェンディ、一人息子のダニーと共に住み込むことを決める。
    ダニーは不思議な能力「輝き(Shining)」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。

    ホテル閉鎖の日、料理主任であるハロランはダニーとウェンディを伴って、ホテルの中を案内する。
    自身も「輝き」を持つハロランは、ダニーが自分と同じ力を持つことに気付き、
    「何かがこのホテルに存在する」と彼に語る。
    そして、猛吹雪により外界と隔離されたオーバールック・ホテルで、3人だけの生活が始まる。

    ///////////////////////////////////////////////////////////////
    (以上、Wikipediaより引用)

    …わっかりづれえよ!

    要はあれですよ。誰もいないホテルの管理してたらそら頭おかしなるやろ!という。
    せっかく家族団欒する為にホテル来たのに、せっかく小説執筆に専念出来る環境なのに。



    なんでこんなイライラすんねん!!!!


    そういうお話。
    いや、実際問題ただのストレスだけが原因ではなくて、ホテルに巣くう悪霊の仕業により
    ジョーカージャック・トランスはだんだん感化されて暗黒面に落ちていくわけです。
    そして愛する家族に手を掛けようとする…デデーン!というお話。

    ストレスと悪霊によりじわじわと精神を蝕まれていくある意味一番の被害者、ジャックおじさんを
    これまたジャックのジャック・ニコルソンが見事に演じきっております。
    この人、もともとクレイジーなのか何なのか分かりませんがキレた役やらせるとホント光りますね。
    「カッコーの巣の上で」も「バットマン」も「恋愛小説家」も、どの役とっても存分にキレておる。

    バットマンといえばクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」におけるジョーカー、
    ヒース・レジャーの怪演が話題をかっさらい、ティム・バートン版バットマンを超えたとまで言われましたが
    わたしゃバートン版バットマン好きですよ。当時のDCコミックのテイストが活かされた良い作品だと思います。
    あのジョーカーも良いんですよね。クレイジーな殺人者なのにコミカルさを同時に併せ持つ
    まさにコミックスのキャラクターといったキャラクターはニコルソン御大だからこそ為し得た物じゃなかろうか。
    日本語吹き替えのデーモン小暮閣下も良かったね。あの人何でも出来るなあ…
    プリンス大先生のサントラも素敵ですし。農協牛乳。

    さてさて話を戻します。

    人がおかしくなっていく様子というものはなかなかうまく表現していくのが難しいもので。
    今まで出来ていた事が出来なくなるとか、性格がだんだん変貌していくとか。
    言葉には表すと簡単なようですがこれをプロセス立てて観客に見せるのって難しいんじゃね?と思うんですね。
    キューブリックの素晴らしいところはこれを見事に表現しきったこと。
    映像という手段でぐうの音も出んくらいに表現してくれて、

    うん、おかしい!こいつおかしいよね!うん!わかった!わかったよ!

    と言わざるをえないところまで見る側をぐいぐい引っ張ってってくれるんですね。

    奥さんが書きかけの小説をチラ見したらまともな事一つも書いて無くて、全部同じ言葉の繰り返しだったり
    語気を荒げて奥さんと息子に詰め寄る親父を描いたり。語気を荒げて、とは言っても
    酒飲んで管巻いてるおっさんとはわけが違う。おいおい目キレてんじゃねーか。

    親父の様子だけ描き続けるわけではなく、ホテル全体の異質な空気感を伝えていくことで
    おかしくなる父親の膨らむ狂気を同時に表現しているように見えてとても綺麗です。
    綺麗ってここで使うとすごく変な表現に見えますが、綺麗なんですよ。映像。

    エレベータが開くとあふれ出すどす黒い血のオンパレード。
    長く続く廊下を曲がると見たこともない双子の女の子。
    一瞬フラッシュバックする惨殺された血まみれの双子の様子。

    何が綺麗やねん!グロ描写ばっかやないか!

    いや、そりゃそうなんですけど、見せ方がいちいちスタイリッシュなんですってば。
    ものすごい閉塞感と重苦しくどす黒い悪意をあんな風に見せられる人ってのはそうそういないと思うのです。

    また、この映画何が怖いてあなた主人公でも何でもないんですよ。
    主人公のジャック・トランスもそりゃ怖いですよ。愛する妻と子供をぶち殺すために斧持って徘徊するんですもん。
    そんなんそら怖いやろ。

    でも本当に怖いのは別にいたわけです。ちなみにわしの周辺でこれ見た人はだいたい同じ事言ってましたが。





    pic151.jpg

    おめーだよ!!


    奥さんが一番怖いやないか。

    旦那に追い回され、部屋に逃げ込んで鍵を閉めるも旦那は斧でドアをぶち破ろうとする有名なシーンです。
    ほらほら、あれですよ。

    original.jpeg

    「Here's Johhny!!」

    のとこですよ。
    このカットは秀逸ですね。DVDとかVHSのパケも全部これですもんね。
    わああああああ来たああああああああみたいな待ってました感がありますよねこのシーンになると。

    でもこのシーン一番怖いのはやっぱり嫁さんなんですよ。なんちゅう顔してんのよ!!
    もう絶望と恐怖に充ち満ちたとても良いご尊顔してらっしゃるでしょ。

    この人の恐怖に怯えた表情とその叫び声(元来、恐怖映画に女性の叫び声は必須条件とも言えますし)のおかげで、シャイニングは素晴らしい映画に相成ったわけでございます。
    そう決めました。譲りません。譲りませんよ!

    恐怖に満ちた顔と言えば「エクソシスト」でフリードキン監督は撮影現場でショットガンを女優さんに向けて、その怯える表情を撮影したなんて話もあり、やはり重要なファクターなんですよね。
    それにしてもフリードキンはマジキチだと思うけどww

    とまあ、画面から漂う真冬の凍るような寒さを更に高めてくれるスタイリッシュな、でもわかりやすくもある恐怖感がこの映画の魅力なんだと思います。わしは。


    原作者のキングはこの映画に相当お怒りだったのは許してやれよwwとも思いますが、
    でもまあしょうがないのかもしれないですよね。
    キューブリックが描こうとしたものは閉塞感により錯乱していく男、と見られても仕方のないものだろうとも思うし、実際にそう撮ってたんだろうし。
    キングのほうはもうもろにオカルトオカルトしてたわけですから。

    と思ってたらキングも耐えかねてドラマで自分でシャイニング作っちゃいましたがw
    最初見た時のコレジャナイ感は一部ありましたが(キューブリック版の印象が強すぎて)、でもこっちもとても面白い映像作品でしたよ。
    キングの描きたかったシャイニングはこれなんだよ!俺の出したかった味は俺の味なんだよ!食えよ!うめえだろ!この野郎!!
    と本人が言ったかどうかは全然知りませんがすごく忠実に仕上げてあるなと。

    どっちも面白いからどっちも好きですけどね。
    どっちに軍配とかそんな事考えちゃ野暮ですよねこれたぶん。


    というわけで長々とお送りしてきたくせに突然終わろうとするあたりが筆疲れを感じさせますが、
    ほらほら寒いでしょまだまだ。

    だからおうちで暖房点けて、お外の寒さを背にしながら観賞しようじゃありませんか、シャイニング。

    というわけで8mm先生でございました。今日はこのへんで。

    ごちそうさまでした!


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